9月の中頃から日が落ちるのが早くなり、帰り道や送迎の夕方5時台が薄暗い時間に変わります。この時期、東成区・新深江のひなた整骨院には「夕方に信号待ちで追突された」というご相談が毎年増えます。
今日は事故の避け方の話ではありません。追突された瞬間に首の中で何が起きているのか、なぜその晩は平気で翌朝に首が回らなくなるのか、そして出はじめの時期に何をすべきかをお伝えします。
低速の追突でも、首は「むち」のようにしなっています
- ①体はシートに押されて前に出る——でも頭だけが一瞬遅れて、後ろに取り残されます
- ②そのあと頭が前に振られる——首がむちのようにしなるので「むちうち」。首を支える小さな筋肉と靭帯が、身構える間もなく引き伸ばされます
- ③時速10〜20kmでも起きる——大人の頭は約5kg。その重さが振られる力を首だけで受けます。車の傷が小さいことと、首の損傷の大きさは比例しません
レントゲンに写るのは骨です。むちうちの本体は筋肉・靭帯の細かい損傷なので、「異常なし」と言われても首は傷んでいることがほとんどです。
秋の夕方の追突が、体にこたえやすい3つの理由
- ①不意打ちで、首が身構えられない——信号待ち、渋滞の最後尾、帰り道。力が抜けている時に後ろから来るので、首の筋肉が衝撃に備える時間がありません。身構えた首と、緩んだ首では損傷の出方がまったく違います
- ②一日の終わりで、首肩がすでに固まっている——デスクワークや運転で夕方の首はもう疲れています。硬くなった筋肉は伸びしろがなく、同じ衝撃で切れやすい状態です
- ③朝晩が冷えはじめて、筋肉が硬い——9月後半は夕方の気温が下がりはじめる時期。冷えた筋肉は血流が落ちて硬く、回復も遅れます
なぜ「その晩は平気」で「翌朝に回らない」のか
事故の直後は体が興奮状態で、痛みを感じにくくなっています。「大丈夫です」と言って帰るのは、痛くないのではなくまだ感じていないだけです。むちうちはねんざと同じで、炎症のピークは数時間〜数日後。一晩寝て体が冷めた翌朝に、はじめて表に出てきます。
- 首が回らない・後ろを振り向けない
- 後頭部から目の奥にかけての頭痛
- 肩から肩甲骨の間にかけての張り・重さ
- めまい・ふらつき・乗り物酔いのような感覚
- 腕や指のしびれ、握力が入りにくい
- 集中できない・眠りが浅い
首以外の場所に出るのがむちうちの特徴です。首の筋肉のこわばりが、そこを通る神経や血流に影響するからです。「首は少し重いだけなのに頭痛がひどい」というのは、むちうちとしてはむしろ典型です。
当院の考え方——出はじめの時期に「動かせる首」に戻す
ひなた整骨院は交通事故の施術実績が多く、整形外科で「事故によるケガ」の診断を受けたうえで、首まわりのこわばりを日々ケアする通い方をご案内しています。むちうちは、出はじめの時期にきちんと筋肉を動かせる状態に戻した方と、痛みを我慢して固めたまま過ごした方とで、数ヶ月後の状態がはっきり変わります。
- ①当日は温めない・強く揉まない——炎症の初期です。入浴は短めに、首を自分でグリグリ回さない
- ②翌日までに整形外科を受診——「事故によるケガ」の診断が、その後の施術と自賠責の出発点。日にちが空くほど事故との関係の証明が難しくなります
- ③首が回らなくても、動かせる範囲で日常動作を止めない——固めるほど回復が遅れます。痛みの出ない範囲で普段どおりに
- ④保険会社に連絡——通院先に整骨院を選べます。自賠責が適用される場合、窓口でのお支払いはありません
- 頭痛や吐き気を伴う
- 腕や指にしびれがある
- めまい・ふらつきがある
- 痛みが日ごとに強くなっている
「これくらいで行っていいのかな」という程度の重さでも大丈夫です。むしろその段階で来てもらえたら一番いいんです。新深江駅3番出口から徒歩7分、駐車場1台あり。月・火・木・金は夜19時半まで受け付けています。東成区・新深江で夕方の事故に遭われたら、翌朝まで待たずにまずLINEでご相談ください。