事故のあと、首の痛みはそれほどでもないのに「手がピリピリする」「腕がだるくてしびれる」。東成区・新深江のひなた整骨院では、そんなご相談を交通事故の患者さんからよくいただきます。
しびれは痛みより軽く考えられがちで、「そのうち消えるだろう」と後回しにされやすい症状です。でも、しびれは首から腕へ行く神経の通り道で何かが起きているサインです。今日は、なぜ事故で手がしびれるのか、すぐ病院に行くべきサイン、長引かせない過ごし方をお伝えします。
首が傷むと、なぜ手がしびれるのか
腕や手の感覚と動きを担う神経は、首の骨のすき間から出て、首の横・鎖骨の下を通り、腕を通って指先まで伸びています。追突で首がむちのようにしなると、この通り道で次のようなことが起きます。
- ①首の骨のまわりが腫れて、神経の出口が狭くなる——首の骨を支える筋肉や靭帯の細かい損傷で腫れが起き、骨のすき間から出る神経を圧迫・刺激します
- ②首の横の筋肉がこわばって、通り道をしめつける——首の横から鎖骨にかけての筋肉は、衝撃で身を守ろうとして固まります。腕へ行く神経と血管はそのすぐそばを通っているため、こわばりがしびれやだるさにつながります
- ③シートベルトで押さえられた肩・胸の打撲——体を守ってくれたシートベルトも、鎖骨や肩まわりを強く押さえています。この打撲の腫れも、通り道を狭くする原因になります
首の痛みが軽くても、神経の通り道で起きていれば手にしびれが出ます。「首より手の方が気になる」というのは、むちうちとしては珍しくありません。
どの指がしびれるかは、大事な手がかり
しびれる指の場所は、首のどの高さの神経が関係しているかの目安になります。
- 親指〜人さし指側——首の中ほどの神経と関係が深い
- 中指——そのすぐ下の神経と関係が深い
- 薬指〜小指側——首の付け根に近い神経と関係が深い
ただし、これはあくまで目安です。正確な判断には整形外科での診察と検査が必要です。「どの指が」「いつ」「どんな動きで」しびれるかをメモしておき、受診の時にそのまま伝えてください。最初の受診でしびれを伝えておかないと、あとから事故との関係がはっきりしにくくなります。
デスクワークの「巻き肩のしびれ」との違い
腕のしびれは、デスクワークの巻き肩でも起きます。違いは出方です。
- 事故のあと数日以内に出てくる——巻き肩のしびれは何ヶ月もかけて少しずつ
- 首を動かすと強まる——上を向く、首を横に倒す、振り向く時にピリッと響く
- 首・肩の痛みや頭痛とセットで出やすい——むちうちのほかの症状と一緒に出てきます
もともと巻き肩でデスクワークが長い方は、神経の通り道がすでに狭くなっているぶん、事故のあとにしびれが出やすく、長引きやすい傾向があります。
整骨院より先に、すぐ病院へ行くべきサイン
- 手に力が入らない、物を落とす、箸やボタンがうまく使えない
- 両手がしびれる
- 足もしびれる、歩きにくい、ふらつく
- トイレが近い・出にくいなど、排尿の様子がいつもと違う
- しびれの範囲が日ごとに広がっている
これらは神経が強く圧迫されている可能性があるサインです。整骨院より先に、整形外科で詳しく調べてもらってください。
しびれを長引かせない、毎日の過ごし方
- ①首を自分でグリグリ回さない・引っ張らない——しびれがある時のストレッチは、神経をさらに刺激することがあります
- ②上を向く動作を減らす——高い棚の物を取る、洗濯物を干す、うがいで上を向く。首を反らす動きはしびれを強めやすい
- ③スマホは目の高さに——下を向き続けると首の後ろが張って、通り道がさらに固まります
- ④腕を上げたまま寝ない——腕枕や、腕を頭の上に上げた寝方は神経の通り道を狭めます。枕は首のすき間を埋める高さに
- ⑤重い荷物を片手で持たない——買い物袋を片手で下げると、腕の重さで神経が引っ張られます
当院の考え方——首・肩・鎖骨まわりのこわばりをほどく
ひなた整骨院は交通事故の施術実績が多く、整形外科で「事故によるケガ」の診断を受けたうえで、首から肩・鎖骨まわりのこわばりを日々ケアする通い方をご案内しています。神経の通り道をしめつけている筋肉のこわばりをほどいていくことで、しびれが出にくい状態を目指します。しびれは「痛くないから」と放っておかれやすい症状です。出はじめの時期に通い始めた方ほど、その後の経過がよくなりやすいと感じています。
自賠責保険が適用される場合、窓口でのお支払いはありません。保険会社への連絡や手続きの流れもご案内します。新深江駅3番出口から徒歩7分、駐車場1台あり。月・火・木・金は夜19時半まで受け付けています。東成区・新深江で事故のあとのしびれが気になったら、まずLINEでご相談ください。